久住のおやつは【まんじゅうハウス】|もっちもちの名物に出会う、小さなまんじゅう屋さん
- 史帆 市原
- 4月22日
- 読了時間: 3分

竹田の市街地から久住高原に向かって車を走らせると、最初の交差点にぽつんと現れる小さな建物。名前も見た目も飾らない「まんじゅうハウス」。でも、この店には旅の途中に立ち寄りたくなる理由が詰まっているんです。
駐車場には、次々と車がやってきます。おばちゃんたちのまんじゅうを目指して。
酵母菌の力でもちもち、酒まんじゅう

運営しているのは地元のお母さんたち。皮も餡もすべて手作りのまんじゅう。店の奥で蒸しあがったばかりのほかほかが並びます。人気は、酒まんじゅう(120円)。酵母菌で自然にふくらませているので、ベーキングパウダーを使っていない。お酒のような香りがほんのりと漂い、もちもちした食感とこし餡のやさしい甘さに、思わずうなるおいしさ。
他にも、黒砂糖まんじゅう(90円)、タンサンまんじゅう(100円)、つきもち、ゆでもちなどが並び、昔ながらの懐かしさが嬉しい。
実は、お漬物も隠れた名品。シンプルな糠漬けや高菜漬けは、ごはんと一緒に食べたくなる素朴な味。鳥飯やおにぎりといったお弁当も置いてあるので、小腹を満たすにもぴったりです。
友人は、まんじゅうをひとつ買って食べたら、あまりにおいしくて、引き返して追加で買いに戻ったそう。
まんじゅうハウス行ってきたレポート
お休みの日に家族でまんじゅうハウスに行ってきました〜。
久住山がどんと見える交差点に、お店はあります。この日は今にも雨が降りそうでしたが、天気が良ければ山がきれいなポイント。

素朴な外観、素朴な看板です。

引き戸を開けると、一瞬直売所みたいな感じ。お野菜も充実しています。

この糠漬けと、たかなの漬物を迷わず買ってしまった。美味しそうな感じでてますよね。

この物価高の時代に、小ネギが100円。ありがたい!

そして、やっぱり目当ては酒まんじゅう。この日も常連さんらしき人たちが、10個、15個と大量買いしていたな。

お土産用に酒まんじゅう5個と

すぐ食べるようにいろんな種類をミックスで購入!

近くの公園、納池公園で食べました〜!

どれ食べていいの?と探り合いの子どもたちww

↓これが酒まんじゅう。もっちもちした重たい食感で、その歯応えが病みつき。お店のおばちゃんも「これは時間と手間がかかってるんよ。発酵させるから〜」と話していました。

↓こちらは黒糖まんじゅう。生地に黒糖の風味がうれしい。

↓これがたんさんまんじゅう。重曹で膨らませているから、ふわふわでソフト。

↓これだけで美味しいんだ!とびっくりしたのが「シイラ」と呼ばれる餡なしのまんじゅう。酒まんじゅうと同じく酵母の力で膨らませているので、食感がもちもち。生地の甘みがうまい。買ってきた高菜と一緒に食べたり、きんぴらごぼうや生姜焼きと食べても美味しいだろうな〜。

↓そしてこれが、ゆでもち。大分ではあちこちにある。小麦粉を練って作った生地で餡を包み、薄く伸ばしてゆでたもの。

みんなでわけわけして食べたけれど、それぞれ好みがありました!でも酒まんじゅうが一番人気だったかな。
個人的には「酒まんじゅう→糠漬け」の流れが最高。甘いとしょっぱいの往復が止まりません。
久住の絶景や湧き水を楽しむ前後に、ほっとひと息。旅先のその土地でしか味わえない、ローカルな幸せに出会える場所でした。
📍 竹田まちホテル
黄牛の滝までは、竹田まちホテルから車で約20分。観光の拠点にぴったりの「竹田まちホテル」で、竹田のディープスポットをめぐってみてください。
Comments